眠気の原因と眠気の対応策
眠くなってしまう原因は色々ありますが、その1つはインスリンの分泌量です。
そのホルモンの分泌量が増えてしまうと、ブドウ糖の量が減ってしまいますから、眠くなってしまう場合があります。
脳には栄養分が必要で、一定程度はブドウ糖が供給されていないと眠くなってしまうのです。
それで上述のインスリンというホルモンは、そのブドウ糖を脂肪や筋肉などに取り込む性質があります。
ですからインスリンの分泌量が過剰になってしまうと、脳に対するブドウ糖の供給量が減ってしまい、眠気を催してしまう訳です。
なぜインスリンが増えてしまうかというと、普段の食生活に原因が潜んでいる事があります。
多くの食品の中には糖質が含まれているのです。
体内の糖質が一定以上の量になりますと、インスリンが自動的に分泌される仕組みになっています。
つまり糖質が多い食生活では、眠気を催してしまう訳です。
ですから対処法としては、炭水化物を少なくする方法があります。
炭水化物が多いとインスリンの分泌量も増えてしまいますが、白米から玄米中心の食生活に変えると、眠気を覚えづらくなる事も多いです。
またサーカディアンリズムも、眠気の原因になります。
そもそも人間の体内で分泌される物の量は、調整されているのです。
いわゆるバイオリズムの1つですが、たまに何らかの原因でそのリズムが崩れてしまう事があります。
それでサーカディアンリズムは、人間の眠気にも大きく関わっているのです。
そのリズムが崩れてしまうと、ホルモンのバランスがおかしくなってしまい、1日中眠くなってしまう事もよくあります。
不規則な生活習慣が原因で、リズムが崩れてしまう事が多いです。
その対処法ですが、朝の時間帯に日光を浴びると、眠気が解消される場合があります。
朝早い時間帯に日光を浴びると、体内でメラトニンが生成されるのを防げるのです。
メラトニンは人間の眠気を引き起こしてしまうホルモンなのですが、朝に日光を浴びれば分泌量を減らせます。